人生100年時代、70代は心の回復期。仕事の手を少し緩めて「思い出」にお金を使おう

62歳で高校の同級生だった元カレと再婚し、8年間を過ごしました。しかし今年4月、主人が癌で逝き、私は70歳で未亡人となりました。

死後の手続きや仕事に追われる日々の中で、ふと目にした「70歳は第二の青春の入り口」という言葉。人生100年時代といわれる今、立ち止まって考えました。これからは、自分自身を大切にする「回復の時間」を最優先しよう、と。

掃除機を買い替えるような小さな工夫から、疎遠になっていた友人との再会まで。私がこれから選ぶ、前向きで少し贅沢な「第二の青春」の過ごし方について綴ります。

## 70歳、人生の新しい季節をどう過ごすか

主人を見送り、今年で70歳。役所の手続きや仕事の対応で慌ただしく過ぎる日々の中で、YouTubeである言葉に出会いました。

「70歳は第二の青春の入り口だと心得る」

「人生100年」という長い物語のなかで、70歳は終わりの始まりではなく、新しいフェーズの入り口なのだと気づかされました。そして同時に、今の私にとって最も大切なことが心に響きました。

「回復のための時間を最優先する」 「動ける時間は、お金より遥かに尊い」

これまで懸命に走ってきた人生だからこそ、これからは自分の心と体を労わる時間を、意識的に増やしていこうと思います。

## 頑張りすぎない。自分を労わる「引き算」の暮らし

長年の立ち仕事で、私の足は外反母趾の痛みと常に隣り合わせでした。 先日、久しぶりに銭湯へ行き、足裏マッサージを受けた時のこと。ツボを押されるたびに「痛ッ!」と声が出る私に、スタッフの方が「ここは腎臓のツボです。かなりお疲れですね」と教えてくれました。

そうか、私は自分の体を後回しにしすぎていたんだ。

これからは、マッサージを定期的に取り入れ、自分をケアする時間を大切にしようと決めました。そのために、仕事の時間を少し減らしてでも、「元気に動ける体」を維持することを最優先にしていきます。

また、暮らしの中の小さな「我慢」も手放しました。 10年使い続けた、重くてコードを出すのが面倒な掃除機。娘の家で使ったコードレス掃除機の軽さと手軽さを思い出し、思い切って買い替えました。 吸引力も抜群で、掃除がこんなにも楽になるなんて。暮らしが整うと、心にも余裕が生まれることを実感しています。

## 「思い出」という資産を積み重ねる

主人が逝き、ぽっかりと空いた自由な時間。 これまでは看病などで我慢していたけれど、これからは少しずつ、外の世界へ目を向けようと思います。

年賀状のやり取りだけで「会いたいね」と言い合っていた友人たち。 これからは「いつか」ではなく「今」会いに行くことに決めました。

お金は、モノを買うためだけではなく、誰かと笑い合い、思い出を作るために使いたい。そうやって、これからの時間を彩っていけば、きっと70代はもっと輝くはず。

第二の青春は、自分の心と体に優しくすることから始まります。 今日も、一歩ずつ。自分らしく、軽やかに歩んでいこうと思います。

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