【70歳の日常】ふと誰かに会いたくなるのはなぜ?働きながら感じる「人と人とのつながり」の大切さ

今年で70歳。まだまだ現役でホームセンターのレジに立つ毎日です。 日々、忙しくも充実した時間を過ごしていますが、先日、心にじんわりと響く不思議な出来事がありました。

仕事中に残されていた、九州の友人からの2回の着信履歴。 そして、ふと頭をよぎった42年前の娘の泣き顔――。

「ふと、誰かのことが猛烈に気になる」「急にあの人に会いたくなる」 そんな風に思う瞬間はありませんか?これは歳のせいなのでしょうか、それとも心が送ってくれる特別なサインなのでしょうか。 今回は、そんな私の愛おしい日常の一コマをお話しさせてください。

## 仕事中の着信履歴。九州の友からの嬉しいサプライズ

ある日の夜8時。仕事終わりにスマホを見ると、九州にいる友人から2回も着信履歴が入っていました。

「仕事中に2回も電話なんて……何かあったのかな?」

少し身構えながら、すぐに折り返してみたものの、あいにく留守番電話に。 気になって「どうしたの?」とLINEを送ってみました。

すると、返ってきた返事に思わず笑顔がこぼれました。 なんと、現地の同級生が10人ほど集まって、食事とカラオケの真っ最中だったのです!

「ただ、お前の声が聞きたくなったから電話したんだよ!」

その言葉が、どれほど嬉しかったことか。 離れていても、お酒が入った賑やかな席で私のことを思い出して、声を聴こうとしてくれる仲間がいる。 あぁ、みんなの少しずつ老けた顔を見ながら、私も一緒に懐かしい歌を歌いたいなぁ……と、遠い九州の空に想いを馳せました。

## セルフレジの仕事中、不意によみがえった42年前の記憶

そんな温かい余韻が残る中、翌日もホームセンターのセルフレジで働いていました。

いつもなら、お買い物に来る小さなお子さんたちを見ていると、自然と孫たちの可愛い顔が浮かんでくるものです。 ところが、昨日は違いました。

不意に頭に浮かんだのは、私の娘がまだ小さかった頃の顔。 それも、42年前に額を怪我して、大泣きしていたときの娘の顔が、鮮明によみがえってきたのです。

「ん? なんだか急に気になるな……大丈夫かしら?」

そういえば、近頃LINEのやり取りもしていませんでした。 胸がざわざわして、「元気にしてる?」と夜、帰宅してから思い切ってLINEを送ってみました。

すると、すぐに「元気だよ〜!」と返信が。 一緒に何枚か送られてきた写真には、まぶしいほどの良い笑顔の娘が写っていました。

「あぁ、元気そうだ。良かった……!」

ホッと胸をなでおろし、大きな安心感につつまれました。いわゆる「母の直感」というものだったのかもしれませんが、何事もなくて本当に良かったです。

## ふと誰かを思う時。これって歳のせいですか?

今年で70歳。 年齢を重ねても、こうして元気に仕事を続けられていることには感謝しかありません。

でも、最近つくづく思うのです。 ふと誰かのことを思い、無性に会いたくなったり、声を聴きたくなったりする瞬間が、昔より増えたような気がします。

九州の友人が「声を聴きたい」と電話をくれたこと。 私が日常の中で、ふと遠くの娘を思ったこと。

これは、歳のせいでしょうか? それとも、たくさんの経験を重ねてきたからこそ、人と人との目に見えないつながりや、大切な人を愛おしむ気持ちが、より深くなっているからでしょうか。

もし、みなさんの心にも「ふと浮かぶ誰かの顔」がプログラミングされたなら、それはきっと「連絡してみて」という心からのサイン。 照れずに、一本の電話やLINEを送ってみませんか?

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