63歳からホームセンターで働くシニアのリアル体験談〜立ち仕事の大変さと70歳までの歩み

こんにちは、三重県在住の主婦です。 私は63歳の時、それまでとは全く違う「ホームセンターのレジ」という仕事に飛び込みました。そして今年、無事に70歳の定年を迎えることができました。

正直に申し上げます。最初は「いつ辞めようか」と毎日考えていました。外反母趾の痛み、覚えられない商品、そして予期せぬケガ……。それでも7年間続けてこれたのは、単にお金を稼ぐためだけではない、シニア世代ならではの「居場所」と「心の余裕」があったからだと思います。

今回は、立ち仕事の過酷な現実から、ケガをきっかけに働き方を変えたエピソード、そして70歳を過ぎてなお「まだ働きたい」と思える今の心境まで、飾らないリアルな体験談をお届けします。

定年後の仕事に不安を感じている方や、新しい一歩を踏み出したい同世代の方の参考になれば幸いです。

63歳。ホームセンターの扉を叩いたきっかけ

私が働き始めたのは、62歳で再婚したことが大きなきっかけでした。 主人は私より家事が得意な「主婦力の高い」人。ふたりでずっと家にいると、「一家に主婦は二人もいらないな」と感じるようになったのです。

「自分の自由になるお金が欲しい」 「一人の時間も大切にしたい」

そんな思いを抱えていた時、背中を押してくれたのは大のホームセンター好きの主人でした。彼はかつて、店内に4時間も居座って警備員さんにマークされたことがあるほどの愛好家。主人に勧められるまま面接へ向かいました。

そのお店は、なんと西日本一の広さを誇る(5200坪!)超大型店。重い荷運びは無理なので必然的にレジ担当になりましたが、ここからが本当の戦いの始まりでした。

3時間のレジが・・・ツラい〜足指が痛い〜

レジに立ちっぱなしの仕事は、人生で初めての経験でした。 実は私、結構ひどい外反母趾を抱えています。最初は3時間。たった3時間ですが、じっと立っていると親指の付け根がズキズキと痛み、時間が経つのが恐ろしく長く感じました。

「こんなの絶対無理やわ……いつ辞めようか……」

そう言えば・・・同年代の男性が入社してきたことがありました。彼は「キツくて病気になりそうだ」と、わずか1週間で退職。立ち仕事の経験がない者にとって、この「足の痛み」はそれほど過酷な壁なのです。

私がなんとか持ち堪えられたのは、皮肉にもコロナ禍の忙しさでした。マスクを求めて長蛇の列ができる「てんやわんや」の毎日。必死にレジを打っていると、3時間が10分くらいに感じる日もあり、気づけば足の痛みもアドレナリンで忘れていました。

商品が覚えられない!わからない!でも「助けて!」と言えば大丈夫〜

レジに立っていると、お客様からあらゆる商品の場所を聞かれます。でも、広大な売り場のどこに何があるかなんて、最初は全くわかりません。専門用語で言われると日本語に聞こえませんでした。

分からないことは、正直に分からないと言って、詳しいスタッフやサービスカウンターに繋ぐ。

とにかく周りを頼ることに徹しました。シニアなので、古株さんに見られます。素直に「ごめんなさい。分かりません。」そう言って、若い先輩たちに助けてもらう。それが、大きな店舗で長く働き続けるコツかもしれません。

転倒、骨折、そしてるフルタイムへの挑戦

64歳の11月、大きな試練が訪れました。 雨の日の閉店作業中、外レジの片付けで足を滑らせて転倒。仙骨を骨折し、3ヶ月の休職を余儀なくされました。

労災で治療費カバーできましたが、アルバイトなので休んでいる間の給料はありません。「働かなければお金は入らない」という現実を痛感し、復職を機に思い切って「フルタイムのパート」へ変更しました。

1日7時間勤務、休憩を含めると8時間。 3時間の時とは比べものにならない疲労感でした。6時間を過ぎたあたりから足指が悲鳴を上げ、帰宅後はお風呂でのマッサージが欠かせない毎日。

「こんな長時間労働、いつまで続くかなぁ……」 弱気になることもありましたが、ふと主人の顔が浮かび、「でも、ずっと主人と一緒に家にいるのも……やっぱり嫌だ(笑)」

そのちょっとした「逃げ場」としての仕事が、私を支えてくれました。

70歳定年、そして新たなスタート

今年、ついに70歳の定年を迎えました。 体力的には節目ですが、ありがたいことに再度アルバイトとして雇っていただけることになりました。バイトでまだ働けることになりました。

労働時間が半分になり、自由な時間が増えています。当然給料も半分になりましたが、その分、繰り下げて増やしておいた年金を受け取り始めました。

体力的にも経済的にも、今が一番ちょうどいいバランスです。

まとめ・シニアの仕事は自分次第

ホームセンターの仕事は確かに体力勝負です。でも、そこには人との繋がりがあり、いくつになっても新しい発見があります。

  • 体調と回復時間を最優先にする
  • 周りのスタッフを上手に頼る
  • 自分のペースに合わせて働き方を調整する

これから定年後の仕事を探そうとしている皆さん。まずは短い時間のパートから、ボチボチ始めてみてはいかがでしょうか?

立ち止まっているより、少しだけ足を動かしてみる。 私のこの7年間の筋肉痛と喜びが、皆さんの新しい一歩のヒントになれば嬉しいです。

皆さんの「定年後の過ごし方」についても、ぜひコメントで教えてくださいね!

#シニアのホームセンターの仕事 #70歳で定年 #3時間のパート

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