今から16年前、アメリカで暮らす娘夫婦が中古の一戸建てを購入しました。
日本とはスケールがまるで違う広々とした家と庭、可愛い煙突に暖炉……まさに憧れのアメリカンライフ!
庭には前の住人が植えたのか、杉や桜、竹、南天といった日本の植物もいっぱい。
そんな素敵な庭で、日本でおなじみの「落ち葉で焼き芋」を楽しもうとしたところ、まさかの大トラブルが発生!サイレンを鳴らして消防車が駆けつける事態になってしまいました。
知らなかったでは済まされないアメリカの厳しい法律と罰金事情、そして日曜日におめかしして出かけた教会でのカルチャーショックまで、16年経った今でも忘れられないアメリカのリアルな体験談をお届けします。

憧れのアメリカンハウス!暖炉に広い庭、日本びいきの植木たち
娘夫婦が念願の中古住宅を購入しました。 アメリカの住宅は日本と違って、驚くほど広くてゆったりしています。
リビングには暖炉があり、屋根には可愛らしい煙突。 トイレとお風呂も2つずつ完備されています(1つはバスタブ付き、もう1つはシャワー専用)。
さらに驚いたのはその広い庭です。
大きな杉の木や桜の木、竹、南天まで植えられていて、前の住人は大の日本好きだった様子。
広い芝生には散水ノズルがあちこちに設置されていて、「これで芝刈りができる!」とワクワクが止まりませんでした。
落ち葉で焼き芋!……のつもりが消防車出動のパニック
庭にはたくさんの落ち葉。 「そういえば昨日、近所の家から煙が上がっていたような……」と思い出し、大好物の娘婿に「落ち葉を集めてサツマイモを焼こう!」と提案しました。
「いいね!」と娘婿も大賛成。
さっそく落ち葉を集めて火をつけ、焼き芋作りをスタートしました。
ところが、火を燃やし始めてからわずか10分ほど経ったころ……
「ウ~~~~!!ウ~~~~!!」
けたたましいサイレンとともに、なんと消防車が我が家にやってきたのです!
「えっ!?なんで!?」とパニックになる私たち。娘婿が慌てて対応に出てくれました。
どうやら近隣住民から通報が入ったとのこと。
アメリカでは、庭でゴミや落ち葉を燃やす行為(Open Burning)には厳格な許可が必要で、無許可で火を燃やすと高額な罰金が科せられます(今なら日本円で約36万円ほどになる金額です!)。
娘婿が「引っ越してきたばかりで知らなかった」と何度も丁寧に謝罪したおかげで、今回は見逃してもらえることに……。
本当にホッとしましたが、消防士さんによって目の前でバケツ何杯もの水をザ~~!とかけられ、楽しみにしていた焼き芋は無惨にも水浸しになりました。
後になって娘と大笑いしましたが、アメリカは州や自治体によって法律がまったく異なります。
娘婿が育った州では焚き火も庭木の伐採も自由だったそうですが、この州では大きな杉の木を切り倒すのにも市の許可が必要でした。
日曜日の教会で見た「美男美女」と「時の流れの残酷さ」
アメリカ生活の驚きは、法律だけではありませんでした。 日曜日に家族みんなで正装し、現地の教会へ出かけたときのことです。 小さな孫たちも小さなネクタイを締めて、本当にかわいらしい姿でした。
礼拝が始まると、中学生くらいの男の子たち(15人ほど)が全員に一口のパンと水を配ってくれました。 その男の子たちを見てびっくり! どの子も信じられないほどのイケメンで、まるでアイドルグループのよう。
「じゃあ高校生は?」と見てみると、さらに大人っぽく洗練されていて、まるでハリウッド俳優の卵のような美形ばかり。
思わず見とれていると、娘がぽつりと耳打ちしてきました。 「向こうの席に座っているのがあの男の子たちのお父さんよ」
視線を移すと、そこにはお腹がぽっこり出て、髪がちょっぴり寂しくなったおじさまたちの姿がパラパラ……。 「将来は、みんなああなるってことよ」という娘の言葉に、思わず吹き出してしまいました。
大人っぽすぎる女の子たちと、若く見られる日本人
女の子たちも本当に華やかで、思わず目を奪われました。
高校生くらいかな?と思える大人びた美女たちを見ていたところ、娘が「あの子たち、まだ小学生よ。病院も小児科に通ってるの」と教えてくれました。
大人っぽさの基準が日本人とはまるで違います。 ということは逆に、大人の日本人は現地ではものすごく若く見られるということ。
当時30代だった娘も、現地では学生に間違えられて大喜びしていました。
ハーフである我が家の孫たちがこれからどんな風に成長していくのか、楽しみが尽きないアメリカ滞在の思い出です。
#シニアブログ#3回目の結婚日記#アメリカ生活#日曜日の教会#州によって違う法令#焚き火の許可


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