昨年10月、更年期障害をきっかけにうつ病を発症し、年末に入院、そして年明けの1月末に退院して通院治療を続けていた娘。順調に回復していると信じていた矢先、彼女の状態は私が想像もしなかった「躁状態」へと劇的な変化を遂げました。
うつの時の大人しい姿とは正反対の、ハイテンションで攻撃的な言動。衝動的な買い物や無計画な引っ越し、そして周囲への容赦ない攻撃……。かつての優しい娘の姿はどこへ行ってしまったのか。
家族としても翻弄される日々の中で、強制入院を決断せざるを得なかった苦悩と、現在進行形で向き合っている「双極性障害」という病の特性について、備忘録としてここに記しておきたいと思います。

回復したと思っていた矢先…躁状態への予兆
退院してすぐの頃は、オドオドとして動きもゆっくりで、まだ病の影を引きずっているようでした。それが、退院から1ヶ月経つ頃には劇的に変化しました。
「悪いものが自分から削げ落ちて浄化された。いいものだけが残った」 「入院して本当に良かった」
そんな言葉を繰り返すようになり、感謝の気持ちをたくさん伝えてくれる娘を見て、ようやく安心できる日が来たと心から思っていました。しかし、それは「回復」ではなく、別のフェーズへの入り口だったのかもしれません。

別人になった娘。攻撃性と衝動性に翻弄される日々
退院から1ヶ月半を過ぎると、テンションの高さと声の大きさが際立つようになりました。そして2ヶ月が経つ頃、気に入らないことがあると以前とは比較にならないほど攻撃的になり、本人が「無駄なもの」と言っていた物を衝動的に買い始めるなど、行動が荒れ始めました。
退院から2ヶ月と10日。娘は家賃が倍のマンションへの引っ越しを決め、高額な指輪を購入しました。さらに、妹との仕事上のトラブルをきっかけに、一晩で100件ものLINEを送りつけ、深夜の電話攻撃が始まりました。
何よりも怖かったのは、その時の喋り方です。まるでチンピラのような口調で、他人への攻撃を「世界平和のため」と正当化する姿に、恐怖を感じずにはいられませんでした。
強制入院と「完治しない」という現実
「私、今キレッキレで絶好調やねん」
そう言って、人の裏の気持ちまで手に取るように分かると豪語する娘。うつの時の引きこもりがちな姿は影も形もありませんでした。
結局、主治医と相談し強制入院。本人はバリバリに元気なため、うつ状態の時の娘とは別人のようです。医師からは「双極性障害は完治しない。薬をきちんと飲み続けることが何より大事」と告げられました。
絶縁という痛み。母親としてできること
現在、娘は退院後に通院をやめてしまいました。本人は「発達障害があるから、我慢するとおかしくなる。自分に素直に生きると決めたら楽になった」と主張し、自分は普通だと言い張ります。
この騒動の中で、姉妹は絶縁状態となってしまいました。肉親であるがゆえの深い溝。時間が解決してくれることを願うしかありません。
娘を信じよう!
遠くから見守るしかないのです。心配してもどうにもならない。何かあったら、その時に助けよう。そう自分に言い聞かせて、今日も一日を過ごしています。
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