70代の一人暮らし|3点ユニットバスはこう使う!狭い浴槽でも芯まで温まる工夫と掃除が劇的に楽になる知恵

これからの私

来年からの新しい暮らしに向けて部屋探しを進める中で、家賃や予算を考えると候補に上がってくるのが「お風呂・トイレ・洗面が同室」の3点ユニットバスです。

「狭くて肩まで温まれないのでは?」「床がビショビショになってカビ掃除が大変そう」「年齢を重ねてからの転倒が心配……」と、最初は不安や抵抗を感じる方も少なくありません。

私も最初は、果たして快適に暮らせるのだろうかとあれこれ悩みました。

ですが、実際に工夫を凝らしてみると、コンパクトだからこそお湯がすぐにたまり、水道光熱費も控えめで、掃除の範囲が小さくて済むという大きなメリットも見えてきます。

大切なのは、「お湯のため方と入浴の順序」「安全のためのちょっとした足元対策」「汚れをためない1分の簡単リセット」という仕組みを作ってしまうことです。

今回は、70代の一人暮らしを心地よく、安全に、そしてラクに楽しむための「3点ユニットバスの上手で賢い付き合い方」を詳しくご紹介します。

これから住まいを探す方や、住み替えを控えている方の安心につながれば幸いです。

狭い浴槽でも芯までポカポカ温まる「入浴の順序」

3点ユニットバスは洗い場と浴槽が同じ場所です。

ここで一番大切なコツは、「髪や体をすべて洗ってから、お湯をためる」という順番です。

  1. 浴槽の栓を抜いたまま洗う服を脱いだら浴槽に入り、栓を抜いた状態でシャワーを浴びて、髪と体を一通り洗って泡を流してしまいます。
  2. 栓をして給湯器をオン体がきれいになったところで栓をし、40〜41℃に設定したお湯を一気にため始めます。3点ユニットのコンパクトな浴槽なら、5分〜7分程度であっという間に肩まで浸かれる水位になります。
  3. フタを半分掛けてスチーム浴折りたたみのフタや保温アルミシートを胸元まで掛けて入浴すると、蒸気が逃げずにスチームサウナのような温かさに包まれます。みぞおちから上が冷えにくく、少ないお湯でもしっかり身体の芯から温まることができます。

転倒を防ぎ、毎日安心できる「足元&手すり対策」

年齢を重ねての一人暮らしで最も気をつけたいのが、浴室での転倒です。

賃貸住宅でも壁を傷つけずにできる安全対策を整えておきましょう。

  • 浴槽の底には「吸盤付き滑り止めマット」お湯を張った浴槽内は意外と滑りやすいもの。底面の平らなサイズに合わせた、裏面に小型吸盤がびっしり付いたマットを敷くだけで、立ち上がりや体勢を変えるときの安心感が段違いです。
  • 工事不要の「強力吸盤手すり」または「クランプ手すり」壁がツルツルした面であれば、レバーを倒して真空吸着する強力吸盤式の手すりを縦向きに取り付けると、浴槽からの立ち上がりがとても楽になります。空気が入ると赤いサインで知らせてくれる「安全確認窓」付きの製品を選ぶとさらに安心です。壁がザラザラしている場合は、浴槽のフチをしっかり挟み込むクランプ式の手すりが活躍します。

カビと水滴に悩まされない「上がるときの1分リセット」

「3点ユニットはお風呂上がりに床やトイレが濡れる」という悩みは、日々のちょっとした習慣で防ぐことができます。

  • シャワーカーテンの裾は「必ず浴槽の内側」へ基本中の基本ですが、カーテンの裾を浴槽の内側にしっかり垂らしてシャワーを使うだけで、トイレ側の床への水ハネはほぼ防げます。
  • 上がる直前の「冷水シャワー」と「水切りワイパー」カビの原因は「熱」「皮脂」「水分」です。お風呂から上がる直前に、壁や床へ冷水シャワーをサッとかけて浴室の温度を下げます。そのあと、100円ショップでも買えるT字型の水切りワイパー(スクイージー)で壁と鏡の水をサッと切るだけ。この1分で、黒カビや頑固な水垢の発生を劇的に抑えられます。
  • 換気扇は24時間回しっぱなしに電気代は1か月でわずか100円〜200円程度です。湿気とニオイをためない最大の予防策になります。

ヌメリを生まない「浮かせる収納」のすすめ

3点ユニットバスの狭いスペースでボトル類を床や浴槽のフチに並べてしまうと、底がすぐにヌルついて掃除が面倒になります。

  • 壁がマグネット対応なら「マグネットラック」浴室の壁に磁石がくっつくタイプなら、裏面が全面マグネットになった棚を取り付けるのが一番手軽です。底がスリット状になっていて水が切れるタイプを選べば衛生的です。
  • タオルバーを活用した「吊るし収納」磁石がつかない壁でも、備え付けのタオルバーに「横ブレしないS字フック」や「ボトルハンギングフック」を掛けるだけで、シャンプーや洗顔料を床から完全に浮かせることができます。

まとめ:自宅と「大きなお風呂」を上手に使い分ける

毎日の入浴は、自宅のコンパクトな3点ユニットバスで手早く・温かく済ませる。

そして、たまの休日やのんびり足を伸ばしたい日には、近所のスーパー銭湯や日帰り温泉に出かけて広いお湯を堪能する――そんな使い分けをするのが、賢く心豊かな暮らし方のコツです。

住まいのかたちに縛られすぎず、道具や工夫を味方につければ、どんな間取りでも心地よい我が家に仕立てていくことができます。

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