【体験談】歩いている時より「じっと立っている時」が痛い?13年前の手術・骨折から続く膝の重だるさの正体と対策

これからの私

こんにちは。

実は私、約13年前に右膝の「半月板損傷」で内視鏡手術を受け、そのわずか7ヶ月後には交通事故で「右脛骨高原骨折(けいこつこうげんこっせつ)」を負って創外固定の手術を経験しました。

膝に大きな怪我を重ねてから長い年月が経ちますが、最近ずっと気になっている症状があります。

それは、「歩いている時よりも、じっと立っている時や座っている時のほうが膝が痛む」ということ。

不思議なことに、通勤で歩いている時や仕事中に動き回っている時はそこまで痛まず、日によっては全く痛みを感じずに颯爽と歩ける日もあります。

それなのに、仕事でレジにじっと立ちっぱなしの時や、椅子にじっと座っている時に限って、お皿の下あたりがズーンと重だるくうずいて、思わず手でさすってしまうのです。

同じような膝の違和感に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?

今回は、医師からのアドバイスや膝のメカニズムを整理して分かった「この痛みの正体」と「日常でできる対策」についてシェアします。

なぜ「動いている時」より「じっと立っている時」が痛いのか?

「膝が痛いなら、歩く時の方がつらいはずでは?」と思いがちですが、実はじっとしている時に痛むのには明確な理由がありました。

  1. 血流と関節液の滞り(うっ血)歩いている時は、筋肉のポンプ作用で膝まわりの血液や関節液が循環し、痛みを起こす物質が自然と流されます。ところが、じっと同じ姿勢を保つと血流が滞り、組織が酸欠状態になって重だるい痛みが出やすくなります。
  2. 特定の一点に体重が集中し続ける歩行時は「体重がかかる・抜ける」の繰り返しですが、直立不動だと、過去の骨折や手術で軟骨が薄くなっている場所に逃げ場なく体重が乗り続けます。
  3. お皿の下にあるクッション組織の圧迫お皿のすぐ下には「膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)」というクッションがあり、神経がとても豊富です。膝をピンと突っ張って立つと、このクッションが関節の間に強く挟み込まれ、ズーンとした鈍い痛みの原因になります。

さらに私はX脚気味ということもあり、膝の内側が入り込むことでお皿まわりや靭帯にアンバランスな引っ張りの力がかかりやすい状態でした。

日常生活と立ち仕事で意識し始めた3つの対策

医師のアドバイスや理学療法の知見をもとに、日々の生活で取り入れ始めたセルフケアがこちらです。

レジ立ち仕事中の「膝ロック解除」

無意識のうちに、膝を後ろへ突っ張るようにピンと伸ばして立ち、靭帯や骨に体重を預けてしまっていました。

今は、ほんの1〜2ミリだけ膝を緩める(突っ張りを解く)イメージで立っています。これだけで、お皿下のクッションが押し潰されるのを防げます。

また、完全に静止せず、足の指を動かしたり、左右に小さく体重を移す「微細な動き」を意識しています。

あと大事なのはレジに引いてあるゴムマット!あるとないで痛みが全然違います。

「靴の内側を厚くする」インソールの活用

X脚の場合、体重が外側に逃げたり膝が内側に倒れ込みやすくなります。

医師からは「靴の内側を厚めにしたインソールが良い」とアドバイスをもらいました。

内視鏡手術の後に保険適応のインソールを作ってもらいました。

だた、次のインソールが作れるのは1年半後とも言われました。今でも使ってます。

お皿の力を抜いて行う「お皿揺らしマッサージ」

足元から傾きを整えることで、膝関節にかかる偏ったストレスを物理的に減らすことができます。お皿の力を抜いて行う「お皿揺らしマッサージ」

お皿(膝蓋骨)の動きが硬くなると、下の組織が締め付けられて重だるさが増します。

椅子に浅く腰掛けて脚を前に投げ出し、太ももの力を完全に抜いた状態で、親指と人差し指でお皿を優しく上下・左右にミリ単位で揺らすマッサージを入浴後などに行っています。

おわりに

「動ける時間もあるから大丈夫」と放置しがちですが、じっとしている時の重だるさは「関節内の循環が悪くなっているサイン」でもあります。

もし同じように、昔の怪我の既往があって「立ちっぱなしの時に膝の奥が重だるい」という方がいたら、まずは立ち方の見直しや足元の環境調整を試してみてください。

痛みが長引く場合は、無理をせず整形外科で画像検査を受け、現在のアライメント(骨の並び)や軟骨の状態を確認してもらうことも大切です。

「あと20年、自分の脚でしっかり歩き続ける」という私の目標のために、今後特に意識しておきたいポイントも教わりました。

  • 膝をねじらずにまっすぐ使う意識X脚傾向がある場合、階段の昇り降りや歩行時に膝が内側に入り(ニーイン)、つま先が外を向く動作が起きやすくなります。この「ねじれ」が軟骨摩耗を進める大きな原因になるため、歩くときや階段では「膝のお皿の向きと、足の人差し指の向きをまっすぐ揃える」ことを意識すると軟骨への負担を大きく減らせます。
  • お尻の横の筋肉(中臀筋)を眠らせないX脚をカバーして膝が内側に倒れ込むのを防ぐ最大の砦は、実はお尻の横にある筋肉(中臀筋)です。横向きに寝て上の脚をゆっくり持ち上げる運動など、膝関節に負担をかけずにお尻を鍛えるケアは、将来の歩行安定性に直結します。
  • 体重管理と靴選びの定期的な見直し体重が1kg増えると歩行時の膝への負荷は約3倍増えると言われます。また、靴底の減り方(特に内側や外側だけの偏った摩耗)を定期的に確認し、傾きが出た靴は早めにインソールで補正したり履き替えたりすることが関節を守る盾になります。

日々の工夫で少しでも膝をいたわりながら、うまく付き合っていきたいと思います!

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