『腱鞘炎だと思っていたら…?ガングリオン摘出手術までの長い道のり【実体験】』

「指の付け根が痛い……これってただの腱鞘炎?」 そんな思いから始まった、私の右手中指の終わりの見えない痛みとの戦い。

最初は少しの違和感だったはずが、整体に通っても改善せず、ついには整形外科で「手術」という選択肢を突きつけられることになりました。

この記事では、5年前に経験した指の激痛から、整体院での徒労、そして「ガングリオン」という診断を経て、いよいよ手術台に上がるまでの全記録を振り返ります。

同じような痛みで悩んでいる方、なかなか治らなくて不安を感じている方の参考になれば幸いです。

指の痛みの始まりは、突然だった

5年前のあの日、右手中指の付け根に感じた違和感。

「なんだこの痛みは?」と思ったのが全ての始まりでした。曲げ伸ばしをするたびに走る鋭い痛み。指先の関節まで響くような感覚に、「これは自然には治らないのでは」という不安がよぎりました。

整体院での1ヶ月と、整形外科への転院

発症して3ヶ月後、私は近所の整体院へ駆け込みました。そこで言われたのは「腱鞘炎」。

真面目に通院を続けましたが、痛みは良くなったり悪くなったりを繰り返す波のような状態。毎回1000円の治療費を払って10回通っても、根本的な解決には至りません。

「完治しなければ意味がない」——その思いが強くなり、発症から4ヶ月、ついに私は整形外科の門を叩くことにしました。

恐怖の注射と、再発の連鎖

整形外科でも「間違いなく腱鞘炎」との診断。治療法は「注射か手術」の二択でした。手のひらに注射なんて…と唖然としましたが、まずは注射で様子を見ることに。

先生の「痛いけど、頑張って」は伊達ではなく、恐ろしいほどの激痛!しかし、3日ほどすると嘘のように痛みが消えました。「痛みがないのは楽だ」と喜んだのも束の間、半年後にはまたあの痛みが戻ってきました。

二度目の注射もまた激痛。しかし、今度はわずか3ヶ月で痛みが再発してしまったのです。私は決心しました。「きちんと治そう」と。

正体は「ガングリオン」

手のひらの専門医がいるという大病院を紹介してもらい、予約当日を迎えました。その日は触診のみでしたが、私の右手中指の付け根にある「米粒ほどのコリコリ」に先生はすぐ気づきました。

そこで告げられたのが『ガングリオン』という聞き慣れない名前。

関節の周辺にできる腫瘍の一種で、手を使いすぎると大きくなったり、神経を圧迫して激痛を引き起こしたりすることもあるそうです。「注射で抜いてもまた溜まるので、摘出する方がいい」と言われ、MRI検査を受けることになりました。

いざ、局所麻酔の手術へ

MRIの狭いトンネルの中で聞こえる独特の音に緊張しながら迎えた結果は、やはりガングリオン。

通院4日目、いよいよ手術当日。コロナ禍での受診でした。

過去に全身麻酔の手術経験はありましたが、今回は局所麻酔です。意識がはっきりした状態で手術を受ける……。

帝王切開で出産した親友が「器具のガチャガチャという音や会話が聞こえて怖かった」と言っていたのを思い出し、急に心細くなりました。

「あ〜〜神さま〜〜、こんな大事だったんだ……」

でも、もう引き返せません。やるしかない。指の痛みを終わらせるために、私は手術台へと向かったのです。

#3回目の結婚日記 #腱鞘炎 #ガングリオン #70歳 

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