地震対策】親友の言葉で救われた。「食器も凶器になる」今すぐできる備え

ホームセンターで働く

先日、青森で発生した震度6の地震のニュースを目にしました。被災された方々の恐怖を思うと、胸が締め付けられる思いです。

私の友人には、東北で東日本大震災を経験した親友がいます。彼女と知り合って50年以上。

若い頃、彼女に言われた「地震大国の東北では、家具の固定は当たり前」という言葉と、食器が凶器になるという警告は、それまで防災意識の低かった私にとって衝撃的でした。

その教えを信じて準備していたおかげで、かつて自身が被災した際、大きな被害を免れることができました。

しかし、彼女が経験した大津波の恐怖、そして防波堤代わりとなった倉庫という「奇跡」のような現実は、自然の力のあまりの恐ろしさを物語っています。

70歳を迎えた今、改めて感じる「日常の尊さ」。今日は、大切な人を守るための備えと、明日への向き合い方についてお話ししたいと思います。

「食器も凶器になる」――親友の言葉が私を変えた

18歳からの親友は、地震の多い東北育ち。

20歳の頃、彼女が私の九州の実家へ遊びに来たとき、我が家の家具が何も固定されていない様子を見て驚愕していました。

「地震が来たら全部倒れて、下敷きになってしまう。食器だって凶器になるんだよ」という彼女の言葉は、当時の私にはどこか遠い国の話のように聞こえていました。

しかし、その教えは私の頭の片隅に深く刻まれていました。

その後、大阪で大きな地震に遭遇した際、私は滑り止めを敷いていたおかげで食器は1枚も割れず、無事に過ごすことができたのです。ご近所さんが割れた食器の後片付けに追われる中、改めて彼女に感謝しました。

現場で見かける「備える人」たちの姿

現在、私はホームセンターで働いています。レジにいると、防災用品や非常食をしっかりと購入されているお客様の姿をよく見かけます。

ニュースを見て「自分も何か準備しなくては」と行動に移すその姿を見ると、皆さん一人ひとりが大切な家族や日常を守ろうとされているのだなと、危機感の持ち方に感心します。

日頃からこうして防災グッズを目にし、手に取る習慣があることは、いざという時の大きな心の支えになるはずです。

3月11日の記憶――自然の脅威と人間の無力さ

彼女自身は、東日本大震災でさらに過酷な現実を目の当たりにしました。

屋根の上から見た津波、雪の降る中の叫び、そして助けを求めるお隣さんの声。

彼女の家を守ったのは、奇しくも海岸沿いに建てられたばかりの大きな倉庫でした。「景観が悪くなった」とぼやいていたその倉庫が、皮肉にも彼女の命を繋ぐ盾となったのです。

泥だらけの1階、親戚宅での避難生活。彼女が口にしたのは、絶望ではなく「ボランティアの方々への深い感謝」でした。

科学を超えて「今日を生きる」ということ

台風による激甚化する豪雨、いつどこで起こるかわからない地震。どれほど科学が発展しても、自然の猛威の前では人間はあまりに無力です。

しかし、だからこそ「備えること」は、生きる意志そのものなのだと感じます。 家具を固定する、滑り止めを敷く、そして身近なホームセンターで少しずつ非常食を買い足す。

いつ何が起きても悔いのないよう、まずは足元の小さな備えから見直してみませんか。皆様が今日も無事で、穏やかな一日を過ごせますように。

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